教育

子どものおねしょが治った話

よっしー
よっしー
どうもー!よっしーです。

 

みなさんのお子さんはおねしょをしますか?
僕の長男はもう5歳になるにも関わらず毎晩のようにおねしょをします。

実は僕も子どもの頃によくおねしょをしていた経験があります。恥ずかしながら小学6年生くらいまで毎朝布団を濡らしていました。周りの子がおねしょを卒業している年齢で自分だけがおねしょをしてしまっていることが当時の僕にとっての悩みでした。

僕の場合、中学生になってからいつの間にかおねしょをしなくなりましたが、自分の子どもには僕のような経験をして欲しくないという気持ちがあります。

そこで、子どもがまだ小さい頃から何か取り組んでおくべきことはないかを調べ、実際に実践してみたところほとんどおねしょをしなくなりました。

今回の記事では5歳になる僕の長男がどのようにしておねしょをしなくなったかをご紹介いたします。

 

最大の解決策は「水分摂取量」を調整してあげることだった

結論から書くと、長男のおねしょを解決する上で重要だったのは水分摂取量を調整してあげることでした。特に夕飯〜就寝までの水分摂取量を減らすことが効果的でした。

それではなぜ水分摂取量を調整してあげることがおねしょ改善に繋がったのか、具体的にはどのような水分摂取方法を取り入れたのか、夜尿症の定義や夜尿症診療ガイドラインに書いてある情報を交えながら解説していきます。

 

夜尿症の定義

日本夜尿症学会が作成した夜尿症診療ガイドライン2016では、国際小児尿禁制学会が提示した以下の基準を夜尿症の定義としています。

①5歳以上の小児の就眠中の間欠的尿失禁である。

②昼間尿失禁や、他の下部尿路症状の合併の有無は問わない。

③1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くものとする。

④1週間に4日以上の夜尿を頻回、3日以下の夜尿を非頻回とする。

(参照:夜尿症診療ガイドライン2016)

 

よっしー
よっしー
うちの子はこの基準を満たしているので夜尿症と言えそうです。。

 

夜尿症の有病率

子どもの夜尿症の有病率は小学校入学時に10%程度と考えられています。下の図は香港の子どもを対象にした夜尿症の年齢別の有病率の推移を示したものです。


Fig.1:Chung K Yeung, 2006より一部改変して筆者作成

 

この図をみると、うちの子と同じ5歳の男の子の夜尿症有病率は20%程度です。夜尿症は女の子に少ない傾向があるようで、5歳の女の子では男の子の半分の10%程度となっています。

また、夜尿症は年齢とともに毎年15〜17%が自然消失していきますが、生活指導をはじめとする治療により自然経過に比べて2〜3倍も治る確率が高まり、治るまでの期間も短くすることができるといわれています。

 

夜尿症の原因

国際小児尿禁制学会では夜尿症の原因として以下の要因を挙げています。

①夜間多尿
これは主に夜中に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が低下していることが原因とされています。これには飲水過剰や塩分・たんぱく質の摂取過剰が関わっているともいわれています。

②排尿筋過活動

③覚醒閾値の上昇

これらの他に発達の遅れや遺伝的要因もあるとされています。両親のどちらかに夜尿症の既往がある親を持つ子どもはそうではない子どもに比べて5〜7倍夜尿症になりやすく、両親ともに夜尿症の既往がある場合には約11倍も夜尿症になりやすいそうです。

これまでの水分摂取状況

我が家の食卓には食事とともに常にお茶が出されています。コップに注がれたお茶を飲み干せばお代わりも自由です。コップ1杯にお茶を注ぐとおおよそ200ccくらいはあるので、2杯飲もうものなら1回の食事で400cc程度は水分を摂取することになります。さらに、おかずに味噌汁やスープなどがある場合は水分摂取量はそれ以上になります。

ちなみに、、おしっこを溜める臓器は膀胱ですが、この膀胱に最大限おしっこを溜めることができる量は、

年齢×30cc

だそうです。
つまり、5歳の長男が自分の膀胱に最大限おしっこを溜めることができる量は150cc程度ということになります。つまり、一度の食事で400cc近くの水分を摂取していれば当然膀胱からおしっこが溢れ出すのです。

このことからまずは夕飯〜就寝までの水分摂取量を減らしていくことに取り組みました。

具体的な水分摂取方法

それでは夕飯〜就寝までにどのように水分摂取を行なったかを紹介します。

食卓にお茶を出すことをやめた

まずはお茶そのものを食卓から消し去りました。
食事をしながらお茶を飲むことをやめ、食事が終わってからお茶を飲むことにしました。食後にコップ1杯のお茶を出すようにすると、結局全部飲まずに「ごちそうさま!」と食事が終わるので夕飯の際に摂取する水分量は実際100cc以下だと思います。

 

夕飯の汁物、果物をやめる

夕飯で汁物や果物を出すことをやめました。
我が家では健康のためにと朝食と夕食に味噌汁や果物を出すことが多かったのですが、味噌汁は水分摂取量自体を増やしてしまうこと、塩分の取りすぎで喉が乾いてしまうことを考えて夕飯からは外しました。果物も水分が多く含まれていることや利尿作用のあるものも多いためこちらも外しました。

 

お茶は麦茶する

利尿作用の高い飲み物を控えることが望ましいです。そのため、緑茶やウーロン茶ではなく水か麦茶にする方が良いでしょう。

 

コップに注ぐお茶は氷でカサ増し

どうしても出されたお茶は飲み干してしまう場合があると思います。コップに注ぐお茶自体の量を減らせば良いのでは?と思われるかもしれませんが、コップに入っているお茶の量が少な過ぎると何かと文句を言うのが子どもです。

そこで、コップに氷をたくさんいれてお茶の量をカサ増しすることで実施に摂取するお茶の量を減らすことができます。

この方法は効果抜群だと感じました。

 

夕飯後のお茶は控えてコップに入った氷を利用する

うちの子の場合、夕飯後から就寝前までに体を動かして遊ぶことが多く、遊びの合間にお茶をよく飲んでいました。これは習慣になっていてやめさせるのが至難の技でしたが、コップに氷を入れておき、氷が溶けてできた水をちょっとずつ飲ませることでなんとか解決しました。氷の溶けた水がなくなった場合は氷自体を口に含んで舐めさせます。

 

以上のことが僕が子どものおねしょ改善を目的に夕飯〜就寝前までの水分摂取量を減らした具体的な方法です。

 

水分摂取量を減らすことでおねしょが改善

これまで説明してきた夕飯〜就寝前までの水分摂取量を減らす方法に取り組むと、なんと初日からおねしょをしませんでした。

その日以降、水分摂取量の調整に成功した日はほぼおねしょをしなくなりました。
外食でジュースを飲ませた時など水分摂取量が多くなった日の翌朝はまだおねしょすることがありますが、以前と比べて格段にその頻度は減り、本人も自信がついてきているようです。

 

まとめ

我が家の長男の場合、おねしょの改善には夕飯〜就寝前の水分摂取量を減らすことが重要でした。

僕のように子どものおねしょを心配している親はたくさんいる思います。僕の長男の例では水分摂取量を調整することが功を奏しましたが、必ずしもこの方法がどんな子にも適用できるわけではないです。

夜尿症は治療によって治癒する例が多いと言われているので、お子さんのおねしょに悩んでいる方はおねしょ外来のある医療機関を受診することも1つの手段ではないかと思います。

大事なことは親や子どもがおねしょに対してネガティブな感情を持ちすぎないことです。隠された病気や身体の構造上の問題がない場合、ほとんどの人がいつか必ず治るとされているものですのでゆっくりと対策や治療を進めていけば良いと思います。